海外進出のキーパーソンが語る!
海外事業ヒストリー

海外事業特集の2回目となる今月号では、海外事業の実行部隊を最前線で率いる二人の次長にインタビューしました。
前職での海外事業立ち上げの経験談やお二人が当社に加わった経緯、オフィス開設時の裏話など、ここでしか聞けないお話の数々をお見逃しなく。

田邉さん 私と森本さんは同時期の入社で同じ歳で同じ海外担当ですが、キャリアは異なります。私は大企業の勤務経験がなく、中堅デベロッパーや外資系ファンド、不動産投資コンサルティング会社を経験してきました。
外資系ファンドでの勤務はやりがいもあり経験が財産となりましたが、日本を買いたたくような投資手法に次第に疑問を感じて不動産投資コンサル会社に移り、日本のお客様のお金をアジアの不動産に投資運用して増やす事業に注力しました。そのアジアで得たノウハウを北米に移植し、事業責任者としてアメリカ事業を立ち上げました。
お陰様で事業は好調に推移し、当初40人規模だった会社は150人くらいまで増えて。ただ、大資本の後発同業企業にシェアを奪われる状況に悩んでいたところ、大東建託の海外事業立ち上げを知り、とても魅力的に感じて参加することになりました。

周囲からは「外資系で働く人は、転職を繰り返してポジションを上げていく人がほとんどだけど、今から日本の大企業に入ることに不安はないの? 」と心配されましたが、私は2を8にするような成長を促進するよりも、ゼロからイチを作ることに魅力を感じるほうなので、当社の新規事業の立ち上げはとても魅力的でやりがいを感じました。それに「大企業だからできること」にモチベーションを感じますし、当社の「働きやすさ」を魅力に感じる人は外資系企業にも沢山いると思います。逆に、今の当部門のメンバーが、外資系やベンチャーのような1年ごとに評価が大きく変化する厳しい環境でも最前線で活躍できる人材に育ってくれたら嬉しいですね。

森本さん 私は2001年、大和ハウスに新卒で入社し、23年12月末まで23年間勤務し、2011年には米国事業立ち上げメンバーとして米国へ赴任、累計約7年、2度の米国駐在を経験しました。大和ハウスでは米国事業の立ち上げを当初4名でスタート。現地パートナーとの賃貸住宅開発のJVを通じて賃貸住宅事業拡大を行いながら、戸建分譲会社の買収を繰り返し、米国事業は売上0円から約七千億円まで成長することができました。

私が当社に転職を決意したきっかけは、面接時に「海外事業の立ち上げメンバーの社内公募を実施するから、面接を含めて体制構築の基盤作りから加わって欲しい」と言われたことでした。大和ハウスでの米国事業立ち上げの際も社内公募があり、私はそこで選抜されたメンバーだったので、当時の想いと重なるところがありました。だから、自分が選考にかかわったメンバーと一緒に海外事業の拡大に挑戦できることにやりがいを感じ、人生初の転職を決心したんです。当社の米国事業を大和ハウスの時よりも早く軌道に乗せたいと決意をもって取り組んでいます。

当社に入社してからは、非常にスピード感がある会社だと実感しています。同じく中途入社で海外事業経験をおもちの森岡さん(当部部長・23年11月入社)をヘッドとし、田邉さんが加わり、攻め(買取リノベ・再販事業)と守り(事業基盤確立)の両軸で51期が始動できました。

24年7月にロサンゼルスオフィスが開設しましたが、当初の計画では25年7月開設の予定だったんです。でも、経営層より「もうちょっと早くならない? 」との声があり(笑)、「何とかやってみます! 」と。頑張って1年前倒しでオープンしました。経営層は、単に前倒しの指示だけではなく、人員採用など私たちの意見を受け止め実行させていただけるので、やりがいを感じます。また、部門のメンバーには、海外新規事業の立ち上げという貴重な経験を将来に役立ててほしいですし、メンバーの成長と当社の海外事業の将来がとても楽しみです。
※JV:ジョイント・ベンチャー(合弁企業)のこと

森本さん 4月に発足したグローバル不動産開発部ですが、開始の直前2ヶ月が最重要ポイントでした。準備チームとして、2月1日に海外事業準備室が発足。4月1日からすぐにメンバーが業務を開始できるように「何をいつまでにどうする」という部分を細かく決めて「見える化」しました。その点では、矢部さん(事業戦略部部長、DK USA社長)が企業M&Aや新規事業の立ち上げのノウハウをおもちでしたので、矢部さん主導のもと計画をどんどん実行してきました。

田邉さん そんな噂が!?(笑)。海外スタッフとの会議は英語ですが、今はまだ公用語は日本語です。でも、今後は英語が中心になるかもしれません。

森本さん 海外事業に興味がある方は語学の学習のみならず担当業務を確実に遂行しつつ、社内の自己申告制度を利用するなど、チャレンジしていただけると嬉しいです。


グローバル不動産開発部次長
Daito Kentaku USA 取締役兼 Secretary
田邉さん


大学卒業後、中堅不動産デベロッパーでプロパティマネジメントなどを経験。ヘッドハントにより外資系投資ファンドに移り、海外資本を活用した大規模な不動産投資にかかわった。その後、日本の投資マネーを投資・運用するコンサルタント会社に転職し、米国事業の立ち上げを主導した実績を持つ。24年1月入社。


グローバル不動産開発部次長
Daito Kentaku USA 取締役兼 CFO
森本さん


大学卒業後、大和ハウスでは注文住宅営業および住宅展示場店長を10年間経験し、同社の米国事業立ち上げメンバーとして渡米。事務所の開設から人員採用、案件購入、JVパートナー発掘など新規事業の立ち上げに奔走。米国事業には累計12年の実績を持つエキスパート。24年1月入社。


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